2024-05-28
これから自宅を売却するとき、少しでも良い条件で手放したいところではないでしょうか。
売却条件にこだわるなら多くの買い手へのアプローチが大事であり、売却活動にはレインズを利用するのがおすすめです。
そこで今回は、レインズとは何か、利用の流れ、関連する媒介契約の種類を解説します。
レインズは不動産の流通を促進する専用ネットワークシステムであり、直接的にアクセスできるのは会員となっている不動産会社のみです。
レインズには、買い手や借り手を募集中の不動産が多数掲載されており、顧客に案内する物件を探している不動産会社が都度参照します。
物件の条件が買い手の要望に近ければ、会員の不動産会社を通じて買い手に案内されます。
買い手が物件に興味を持てば、売買交渉が進み、合意が得られれば取引が成立です。
レインズを通すことで、ほかの不動産会社の顧客も買い手候補となり、良いマッチングが期待できる特徴があります。
売却活動にレインズを利用するには、売却の仲介を不動産会社に依頼する必要があります。
まずは不動産会社に相談して売却の査定を受け、手放したい建物や土地がいくらで売れそうかを確認しましょう。
価格に納得したら、売却の仲介を正式に依頼するための媒介契約を結びます。
そのあと、売却活動の一環として、不動産会社がレインズに物件を登録しましょう。
ただし、媒介契約にはいくつかの種類があり、一般媒介契約ではレインズを使用しない場合があります。
レインズを利用したい場合は、専任媒介契約か専属専任媒介契約が適しています。
専任媒介契約と専属専任媒介契約は、レインズへの登録義務があるため、売却したい建物や土地が専用ネットワークに原則として記載されます。
登録期限は、前者では契約締結の翌日から7日以内、後者では契約締結の翌日から5日以内です。
また、売り手に対する活動報告義務も両者で頻度が異なり、専任媒介契約では2週間に1回以上、専属専任媒介契約では1週間に1回以上となります。
なお、どちらも買い手探しを1社に委任する形態で、契約期間中に他社への依頼は不可能です。
専属専任媒介契約では、売り手側でも買い手を探せなくなるため注意が必要です。
レインズとは、不動産の情報が多数載っている専用システムであり、利用すると良い買い手に出会える可能性が高くなる点が特徴です。
利用の流れは売却の査定を受けるところから始まり、次に売却の仲介を正式に依頼します。
専任媒介契約か専属専任媒介契約を選べばレインズの使用が必須となり、売却したい建物や土地が原則として専用ネットワークに記載されます。
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