2024-05-28
不動産業界でもAI活用が始まっていることはご存じでしょうか。
AI査定は人間による作業よりも有利な面もありますが、信頼性を心配する方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、不動産におけるAI査定の仕組みとメリット・デメリットについて解説します。
不動産のAI査定とは、人工知能が人間に代わって不動産価格を自動算出するものです。
インターネット上の類似物件の情報や過去の取引価格などのデータを収集し、推定価格を算出する仕組みです。
従来のオンライン査定でも同様の算出方法を用いていましたが、AIを導入することでスピードと正確性が向上します。
ただし、AIによって参考にするデータや計算方法が異なるため、算出される価格も異なる場合があります。
AI査定のメリットは、不動産会社を介さずに匿名で査定がおこなえる点にあります。
不動産会社とのやり取りを通じて、あとで営業の連絡が来ることを心配する方もいます。
一方、AI査定はメールアドレスの登録だけで利用でき、個人情報の入力が不要です。
そのため、手軽に利用することが可能です。
また、AI査定のもう一つのメリットは結果が迅速に得られることです。
訪問査定では通常、数日から1週間かかります。
従来のオンライン査定も1日以上かかることがあります。
しかし、AI査定なら数分や数秒で結果を得られるため、売却を検討していない段階でも手軽に利用可能です。
不動産のAI査定のデメリットは、実際の売却価格と異なる可能性があることです。
不動産の正確な価値を把握するには、現地確認が必要です。
同じ物件でも、日当たりや眺望、リフォーム歴などによって価格が変動しますが、これらの要素はAIの査定結果には反映されません。
とくに一戸建ての価格は、築年数や立地以外の個別の要素で決まることが多く、これはAIの弱点と言えます。
また、売主の事情や希望をヒアリングできる点では、人間の方が優れているでしょう。
AI査定は、本格的な査定を依頼する前の参考として使用することが推奨されます。
不動産のAI査定とは、インターネット上のデータをもとにAIが不動産価格を自動算出するシステムです。
匿名で査定でき、結果が出るのが早い点はAI査定のメリットです。
一方で、現地確認のないAI査定の結果は実際の売却価格とは異なる場合がある点は注意しましょう。
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