2024-12-24
住宅ローンの返済ができなくなる前に任意売却ができるかどうか、知識を得たい方もいるでしょう。
この記事では、滞納をしていなくても売却が可能かどうか、任意売却のメリットや理由について解説をしています。
住宅ローンの返済を続けるのが難しい方は参考にしてみてください。
住宅ローンを返済していて、まだ支払いが滞っていない場合でも、任意売却は可能です。
債権者である金融機関の同意を得られると、抵当権が設定されている物件でも売却活動ができます。
売却した場合、ローンの残債はどのくらいなのか、これからの返済計画について明確にするのも重要です。
金融機関が保証会社に対し早期代位弁済を申し立てて、ローン支払いを止めると任意での売却が可能です。
早期代位弁済がおこなわれれば返済が滞っていなくても、任意売却を進められます。
任意での売却を考えていても、早期代位弁済に同意する金融機関は少ないです。
金融機関は、融資の金利で経営が成り立っているため、できるだけローンの支払いをしてほしいと考えています。
また、担保なしでローンが残ってしまい、不良債権化になる可能性もあります。
期限の利益の喪失の理由によって、金融機関はなかなか同意しないのです。
滞納していない状態で、任意で売却するメリットを知っておきましょう。
返済ができなくなると、債権者による競売手続きも同時に進んでいきます。
返済ができなくなり、競売がおこなわれるまで、半年から1年ほどかかります。
競売までの限られた時間の中、債権者や不動産会社と連絡を取り合い買い手を探すのは大変です。
滞納をする前であれば、金融機関に相談する時間ができるため、交渉もしやすくなります。
ローン返済はまだ滞っていないので、事故情報として掲載されないのもメリットです。
滞納をしないかぎり、競売手続きは開始されないため競売を回避できる点も利点です。
返済が難しいと感じた時点で金融機関に相談をすると、返済プランや期間の見直しをおこない、返済を引き続き続けられる可能性もあります。
他の住宅ローンへの借り換えなど選択肢も増えるため、早い時点で相談しましょう。
住宅ローンの滞納がなくても任意売却は可能ですが、金融機関の同意が必要です。
早期に相談すれば競売を回避し、信用情報への悪影響も防ぐことができます。
また、早めの相談は返済計画の見直しや他の選択肢の検討にもつながり、最適な解決策を見つける手助けとなるので早期に行動するようにしましょう。
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