2024-11-26
高齢化社会や共働き世帯の増加により、親世帯と子世帯の両方にメリットがある二世帯住宅が注目度を高めています。
しかし、何らかの事情で家族構成が変化した場合は、売却を検討する必要が生じるでしょう。
今回は、二世帯住宅の種類を解説したうえで、二世帯住宅を売れにくい理由や、二世帯住宅を売却するコツをお伝えします。
二世帯住宅にはいくつかのタイプがあり、まず「完全分離型」は、親世帯と子世帯の生活空間が完全に分離されている種類です。
次に「一部共用型」は、リビングや寝室といった一部の空間が独立しており、玄関やキッチン、浴室といった設備を共有する種類の二世帯住宅です。
最後に「完全同居型」は、ひとつの住宅を二世帯が完全に共有する種類の二世帯住宅で、双方が助け合いやすい点などがメリットになります。
一般的には、独立した住宅の購入を望む人が多く、二世帯住宅は需要が少ないため、売れにくいとされています。
二世帯住宅は一般的な住宅と比較して土地の面積が広く、売り出し価格が高めに設定されるため、割高に感じられやすいことも、二世帯住宅を売れにくい理由のひとつです。
また、二世帯住宅が不動産売却される理由として、「人の死」が連想されやすいことも売れにくい理由のひとつになります。
たとえ不動産売却の理由が家族の死ではなかったとしても、想像上の心理的瑕疵が理由となり、売れにくくなることもあるのです。
とくに完全分離型の二世帯住宅の場合は、不動産としての需要が低いため、リフォームをおこなって一般的な住宅と同じ間取りにすると良いでしょう。
完全分離型の二世帯住宅で、リフォームにお金をかけにくい場合は、収益物件として売り出すのも選択肢のひとつです。
広さや間取りに応じてシェアハウスとして活用できる場合があるほか、賃貸併用住宅としても運用できます。
買主や借主が見つからない場合は、不動産買取業者に買取を依頼すると良いでしょう。
買取とは、不動産会社に対して二世帯住宅を直接売却する方法で、価格などの条件に合意すれば、すぐに現金化することも可能です。
二世帯住宅の種類は「完全分離型」「一部供用型」「完全同居型」の3つです。
二世帯住宅は需要が低く、売り出し価格が割高に見えるなどの理由で、売れにくいと言われています。
売却に向けたコツとしては、リフォームをしたり、収益物件として貸し出したり、買取を依頼したりすることを挙げられます。
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