終活としての不動産整理のやり方について!具体的な方法や注意点を解説

2024-09-10

終活としての不動産整理のやり方について!具体的な方法や注意点を解説

不動産を所有している方のなかには、自分が世を去ったあとの不動産の使いみちについて心配されている方も少なくありません。
近年、終活といった言葉を耳にする機会も増え、不動産整理を含めた身の回りの整理を考えることは珍しくなくなってきました。
そこで今回は、そもそも終活とはどのようなものなのか、不動産における終活のやり方や注意点を解説します。

そもそも終活とは?

終活とは、高齢になり人生の最後を考え始めたときにおこなう活動のことであり、身の回りの整理・財産の処分・葬儀などの準備をおこなうのが一般的です。
これまでは誰かが亡くなった場合に残された家族に大きな負担がかかることが多かったため、家族に迷惑をかけることなく人生の最後を迎えたいと考える方の多くが終活を考えています。
とくに、家の終活を考えることは、相続を巡るトラブルを防ぐためにも大切です。
自分の死後に不動産をどうするか決めていないと、複数の子どもの誰が相続するかでトラブルになりかねません。
このほかにも、持ち主が亡くなった不動産は、放置され危険な空き家となったり所有者がわからない土地となったりするなどの社会問題となっています。

終活としての不動産整理の方法

終活で不動産を整理する方法として、不動産を売却するかそのままの形で残すかの2パターンのやり方に分かれます。
不動産を売却すれば老後の資金が確保できるのはもちろんのこと、リースバックを利用すれば、賃貸物件としてそのまま家に住み続けることができます。
不動産を売却したくない場合には、子どもなどに生前贈与をおこない所有権を移動させるのが一般的です。
また、現段階では所有権を持ったまま終活を考えるならば、遺言書を作成し将来的に不動産をどのように扱うか決めておくと良いでしょう。
生前贈与と相続とではどちらも税金がかかりますが、適用される特例によって金額に差があるため、税金の負担が低い方法で不動産整理をおこなうのもおすすめです。

終活として不動産整理をおこなう際の注意点

整理したい不動産について、現在も住宅ローンの返済が残っているかによって、終活の選択肢が変わることが注意点です。
また、不動産を引き継いでもらう相続人はなるべく1人にすることも、終活を考える際の注意点となります。
これは、不動産はお金のように平等にわけることが難しく、兄弟姉妹が共同所有者になるとトラブルになりやすいためです。
さらに、不動産を相続した方が相続税の支払いで生活が苦しくならないように、預貯金も相続させるほか生命保険の受取人にするなど、税金対策をおこなうことも注意点といえます。

まとめ

終活とは人生の最後を迎えるための準備で、家の終活は空き家問題など社会問題の解決のためにも必要です。
終活で不動産を整理するやり方には、売却・遺言書の作成・生前贈与があります。
不動産の終活を考える際には、不動産の相続人を複数にするのは避けることや税金対策をおこなうことが注意点です。
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