不動産を売却する際に知っておきたいメリットとは？リスクについても解説！

不動産を今すぐ売りたいという方や、将来的に売る計画をしている方など、不動産の売却を検討している方は少なくないかと思います。
しかし、不動産を売却するにあたってメリットだけではなく、デメリットやリスクについて把握しておくことが大切です。
そこで今回は、不動産を売却するにあたっての、メリットやデメリット、リスクについても解説していきます。

不動産を売却するメリットとは

不動産を売却する主なメリットとして挙げられるのが、まとまった現金が手元にはいってくる点です。
また、住宅ローンの返済が残っている場合、売却額で住宅ローンを完済することで経済的余裕が生まれます。
そのほかにも、固定資産税などの税金を支払う義務が建物を所有していると発生しますが、売却することでその義務がなくなり、税金の負担を減らすことができる点もメリットといえるでしょう。

不動産を売却するデメリットとは

一般的な不動産を売却する際の主なデメリットとして、譲渡費用や印紙税、測量費や仲介手数料などの諸費用がかかる点が挙げられます。
また、マイホームに住みながら売却をおこなう場合は、内覧の準備や時間が拘束されてしまう点がデメリットといえるでしょう。
そのほかにも、投資用マンションなどを売却する際は、まとまった額は手元に入ってきますが、継続的な収入はなくなってしまいます。
このように、不動産の売却にはさまざまなメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあるため覚えておくことが大切です。

不動産を売却するリスクとその対策とは

不動産の売却後に、建物や土地に関する瑕疵などが発覚すると、「契約不適合責任」を問われることになります。
「契約不適合責任」とは、買主に引き渡した不動産の契約書に記載されていない何らかしらの不具合が売却後に生じてしまったときに、売主が買主に負わなければならない責任のことです。
そうなった場合、買主から補修費用や最悪、契約解除や損害賠償を請求されることもあります。
建物や土地の欠陥を故意に隠したり、売主が知らなかった問題が後から明らかになっときも、責任を負う対象になります。
後々のトラブルを未然に防ぐために、売却にデメリットなことがあっても正直にすべて伝えるようにしましょう。

まとめ

不動産を売却すると、まとまった現金が手元に入ってくるだけではなく、売却額を住宅ローンの返済に充てたりできます。
一方で、継続的な収益が得られなかったり、内覧の準備に時間を奪われたりすることはデメリットといえます。
とはいえ、不動産を売却することはメリットのほうが多いため、自分にあった売却方法で不動産売却を進めていくことが大切です。